三猿

第二十番札所 多寳山 慈眼寺

慈眼寺・本堂
慈眼寺・本堂
本尊・十一面観世音菩薩
本尊・十一面観世音菩薩
御朱印
御朱印

ご詠歌

じげんじや においぞよもに みちみちて
のりのはなさく こがねいのみず

下野市

東に鬼怒川と田川、西に思川と姿川が流れる高低差のあまりない、古来より開けた平坦で安定した自然災害も少ない地域です。下野市はかんぴょう生産日本一です! 栃木県のかんぴょうは、全国生産の97%を占しめ、このうち下野市は栃木県全体の46%を生産しています。

東国へんろタイトル

慈眼寺・山門

慈眼寺・山門

お大師様と立派な鐘楼

鐘楼

千手観世音を奉安する観音堂

観音堂

山号額

慈眼寺・山号額

見どころと昼ごはん

野菜直売 ふれあいショップ国分

新鮮野菜直売「ふれあいショップ国分」

さんまのスーパーからくりテレビ「からくり熱中少年物語」の、日本一のかんぴょう農家になるのが夢だという、6歳の少年が目にうかびます。

かんぴょうの花

かんぴょうの花

レストラン倉井

レストラン倉井

野菜炒め定食+焼きそばです。

おかみさん

おかみさん

旅の楽しみは、三つあるという。

すなわち、旅の「前と途中と後」である。この楽しさは年齢と共に変化する。若いときは「前」、年を重ねるごとに「後」になるという。だから、旅の楽しさは「想い出」に凝縮されるようになるのだ。

栃木県の巡礼先での食事は、仲間が紹介してくれたお店に立ち寄る。が、推薦のメニューは聞かないようにしている。そうです!。そのお店での「当たり外れ」が、旅の醍醐味なのである。思い出は、外れた時の方が大きくなる。順調とか、期待通りなどというのは、案外面白くないものだ。

まだ、10時半だというのに、レストラン倉井さんから白いビニール袋を下げた人たちが次々と出て来る。おじさんの一人に聞いた。
「お店もうやってるの?」
「おお、やってるよ・・・」
この時の、私の注意力散漫さが命取りになった。

メニュー表を見た私、なんで私の仲間は、こんなありふれたお店を紹介したのかと疑問に思いつつ、上記のような面白くもない料理を注文してしまった。

次々に入店してくる若者達のほとんどは、メニューも見ずに、ホルモン定食:480円と注文する。 なんで此奴等こぞって「モツ煮定食」なんか喰うのだと、私は疑問の目であたりを眺めまわしながら焼きそばを食っていた。

すると、となりの若いアベックの席に「ホルモン定食」なるものが運ばれてきた。のぞきみると、舟形の器にコンガリと焼かれホルモンが、こんもりと盛られていてとても美味そうだった。

しまった!
メニューを見たとき「ホルモン定食」を「モツ煮定食」と勝手に思い込んでしまったことを悔いた。おかげで、名物料理を食しそこなった私であった。残念!

お勘定の時、お姉さんに聞いた。
「こちらの名物は、ホルモン?」と、
「はい」と、ニッコリと答えたお姉さんである。

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